在来木造3F建て。夫婦と子供2人が暮らす家です。建物を横から見るとローマ字の「T」型をしているシンボリックな外観をもつ家です。交差点の対角線上に公園が位置する好立地に位置しています。その公園と呼応するように大きなテラスを配置し大開口を計画する事で、家の中にいながら公園で遊んでいるような楽しさのある家です。公園に面するテラスの壁は黒に塗り額縁を意図する事で、家の中にいながらより自然を感じられるよう計画されています。
外観
黒い外壁はモルタル下地の上に吹付仕上げ。グレーの外壁は「エクセルジョイント」という仕上げ材です。
外観
ローマ字の「T」が少し太ったようなソリッドな形が印象的な外観です。左上は消防用で災害時に使用するドアです。
外観
四角い箱をエグッた結果残った外壁を黒く塗るというコンセプトで成り立っています。
LDK
床のフローリングは個性的な「ヘリムボーン」を採用しました。
階段
2Fから3Fに上がる階段からキッチンを見ています。ビビットな黄色のタイルがアクセントです。換気扇は特注です。
玄関土間
床は土間仕上げ。右の緑の壁が黒板塗装です。照明はお施主さん支給としました。
バルコニー
広いバルコニーは対角線上に位置する公園に向かってあえて斜めにウッドデッキが貼られています。
バルコニー
対角線上の公園の緑を借景にするため周辺環境を「縁取る」意味で壁が黒く塗られています。