北側の斜面に計画した地下1階地上3階の住宅です。
鉄筋コンクリートの建物全体で、擁壁を兼ねて崖地を受けとめ、その上に鉄骨の2層のフレームを組みました。
南からの光は、隣地の屋根越しにハイサイドライトから取り入れ、ボイドを通してLDKに導きました。
連続する水平窓からは、対岸や眼科の街並みが遠景で見えます。
設計担当:納谷学、太田諭
構造設計:多田修二構造設計事務所 多田修二
施工会社:河津建設 佐藤
構造形式:地下1階RC造+地上3階鉄骨造
敷地面積:188.70㎡(56.97坪)
延床面積:129.99㎡(39.32坪)
1階床面積:40.24㎡(12.17坪)
2階床面積:49.75㎡(15.05坪)
3階床面積:18.00㎡(5.45坪)
北側の斜面の淵に建っています。
前面道路から見たところです。カーポートの先は、ガラス張りで眼科の隣家の屋根が見えます。
カーポートと階段室はガラス張りで、移動の際にいつも愛車が見えます。
斜面下の隣地とは7mほどの高低差があるので、下から見ると4階建てに見えます。
1階の玄関アプローチです。2階が張り出して庇空間になっています。
玄関の隣は階段室。隣のカーポートがガラス越しに見えます。
階段の先に、2階の大きな吹抜けのオープンなスペースが見えます。
大きな吹抜けのリビングスペースです。
リビング側からダイニングキッチンの方を見たところです。子供部屋が天井からぶら下がり、その下がキッチンスペースです。
ダイニングスペースからリビングスペースを見たところです。
2階リビングの横に、北側バルコニーがあり街の遠景が見えます。
キッチンの東側から見ると、水平窓が連続してるのがよく分かります。螺旋階段は、子供部屋へ。
螺旋階段からの見下ろしです。リビングスペースが大きなボイド空間にあるのが分かります。
子供部屋からリビングスペースが見下ろせます。
水平窓でリビングスペースとつながっています。
玄関横は水周り。
浴室、洗面脱衣、トイレを一体で造っています。
地下1階のプライベートルームへの入り口です。手前はウォークインクローゼットになっています。
地下1階のプライベートルームです。斜面なので、地下なのに西側に大きな窓がつき、明るい部屋になりました。
キッチンに立つと、遠くまで街並みがよく見えます。
夕暮れ時には、カーポートから明かりが漏れます。
東側からの夕景です。